【小説・初心者向け警備員マニュアル「ケービさん」・第21話】通行止めの際、中ではユンボの旋回誘導を行います・・・隊長役、だれもやりたがらなければ、やっておくべきです、なぜなら・・・

お待たせしました。

【小説・初心者向け警備員マニュアル
「ケービさん」・第21話】をお送り
します。

今日は関東地方の都心部でも雪が
降りました。

私は休みでしたが、お仕事があった
警備員のみなさんも多かったこと
でしょう。

寒い中、お疲れ様でした!

さて、今回は久々に写真を先に掲載
します。

コチラです。↓

トラックに載せたガラ.jpg


今週、道路の舗装の仕事で隊長を
任された日がありました。

通行止めの中でユンボがガラを
トラックに載せる場面があったの
ですが、その時、私は思わず
「これだ!」と思い、わずかな
隙を見て、写真に収めました。

ユンボが旋回してガラをトラックに
運ぶわけですが、その時の私の仕事
こそ、今回の小説の題材そのものだ
と直感したからです。

ちなみに、この角度でガラがトラックに
載る場面を見かけることは稀です。

たいていは、ガラがトラックに載る
ところは、外からは見えません。

この時はたまたま、舗装していた
道路が狭く、ユンボの旋回誘導の際、
道沿いに建っているアパートの
階段に登らざるを得なかった。

しかし、それが幸いして、この角度の
写真が撮れたというわけです。

ガラはどんどんめくられていきます
から、同じ場所に私が立つのも数分
の間。

だから、「これは何としても写真に
収めよう」と思ったわけです。

仕事内容がブログ内容に直結した
レアなケース!

我ながら、ちょっと嬉しくなって
しまいました。

「つながっている」と思うと、週一
とはいえ、ブログを続けていて
よかったと思う次第です。

それでは、小説の続き、ご覧下さい!

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・第21話「通行止めの際、中ではユンボの
旋回誘導を行います・・・隊長役、だれも
やりたがらなければ、やっておくべきです、
なぜなら・・・」


通行止めの際、中にいる警備員がやる
重要な仕事の一つとして、「ユンボの
旋回時の誘導」があります。

これ、どういうことなのか、説明して
参りましょう。

道路の全面舗装時にやることが多いの
ですが、ユンボが道路のアスファルト
を削ると、そのアスファルトの残骸が
「ガラ」と呼ばれるということに
ついては既に触れました。

ガラはトラックに載せられ、産業廃棄物
として捨てられますが、その先のことは
さておき、通行止めの現場での話に
ここはって参りましょう。

ユンボがガラをトラックに載せるわけ
ですが、この時、ユンボは旋回します。

反対向きに回るということですな。

なぜなら、ガラを載せるトラックは
ユンボの後方に止まっているからです。

舗装の際、ユンボの前方には、ガラを
めくった後の砕石を平らにするローラー
が走っています。

ですので、ガラを載せるトラックは必ず、
ユンボの後方にいます。

ということは、ユンボはガラをトラックに
載せる際、必ず旋回しなければならないと
いうわけです。

・・・ここまでの話、新人のみなさんにも
分かって頂けましたでしょうか。

なにしろ、警備会社の研修では絶対に
教えてくれないことですから。

少しだけでもイメージが湧けば、それで
十分です。

で、ユンボが旋回する時、その近くを
歩行者が通ろうとしたとしたら・・・。

危ないですよね?

なにしろ、ユンボが重たいガラをトラック
に運ぼうとしているわけですから。

そこで、警備員の出番というわけなんです。

ユンボの運転手さんに、大声で「歩行者
通ります!」と叫び、運転を止めさせる。

歩行者が無事通り過ぎれば、「OKです!」
と言って、作業を再開させる。

これも、そうですねえ・・・やっぱり、警備員
になって少なくとも一年くらい経たないと、
なかなかできないとは思います。

歩行者、あるいは自転車が通るタイミング
を見計らうということは、意外と難しい
ものです。

作業員さんに声をかけるタイミングという
のも、最初の頃は分からない。

双方のタイミングを見計らって、自然に
大きな声で注意喚起できるようになる
のには、やっぱり一年ないし、一年半
くらいはかかるというのが私の実感です。

以前、私は「通行止めの場合、慣れて
くれば中の方が楽」と言いましたが、
「慣れてくれば」確かに楽なんです。

ただ、「慣れる」までに時間がかかる。

そのためには、隊長役は、だれもやり
たい人がいなければ(というか、通常
だれもやりたがらないですが)、入社
して半年くらい経ったら、率先までは
しなくとも、「じゃあ、私がやりますよ」
くらいの感覚で名乗り出た方がいいと
私は思っています。

隊長になっても給料は一銭も変わら
ない。

でもね、隊長になることで、作業員
さんの見方も変わってきますし、
なにより、仕事の流れが分かる
ようになる。

しかも、仕事の流れが分かるから、
言い方は何ですが、「自分の思い
通りに休憩回しも含め、他の隊員を
マネージすることができる」。

自信もつく。

これが、なにより大きいと思います。

正直、私より長く警備員をやっている
人でも隊長役を断り続け、結果、どの
現場でも使えない隊員もたくさん見て
きました。

「警備員なんて、だれにでもできる」
と思っている人に限って、そういう
人が多い。

大きな間違いです。

そういう人は警備会社を次から次に
回り回って、結局のところ、警備員と
しての仕事もできなくなる運命にある。

一つの警備会社で使えなければ、他の
警備会社でも使えません。

それは、警備会社に限った話ではあり
ませんがね。

また、そういう人はなぜか、愛想の
ない人が多い。

これも致命傷です。

愛想がなければ、警備業界はおろか、
どの業界に行っても、「あいつ、
なんだ?」と言われるのがオチです。

「警備業をなめんなよ」と言いたい
ですね。


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今回は以上となります。

次回もどうぞ、お楽しみに!




*ユンボにローラー、子供向けのものが
一番分かりやすい! ↓








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