【小説・初心者向け警備員マニュアル「ケービさん」・第58話】「カッター入れ」なんて、研修で習っていません!・・・そうですね、では、そこで警備員がやるべきことは何なのか、見ていきましょうか

お待たせしました。

【小説・初心者向け警備員マニュアル
「ケービさん」・第58話】をお送り
します。

前回の更新からほぼ1ヶ月が経って
しまいました。

そりゃ、そうだ。

週6でこのクソ暑い中で働いていれば、
そうなります。

まあ、はっきり言って、今後はこう
いった形でしか更新はできないかも
しれませんので、ご了承下さい。

体が持ちません。

それでは、小説の続き、ご覧下さい!


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・第58話「「カッター入れ」なんて、
研修で習っていません!・・・そうですね、
では、そこで警備員がやるべきことは
何なのか、見ていきましょうか」


ある程度の期間、警備の仕事をしていると、
「カッター入れ」という言葉に慣れてくる
ようになります。

警備員初心者の方々にとっては「?」
でしょう。

私もそうでした。

「カッター入れ? 何だ、それ? 研修で
習ってないよ!」

私も同様です。

本来、研修で教えるべきなのでしょうが、
警備会社だってなかなか余裕もないのが
現実ですから、その補完として、こちらで
少し触れることとしますので、参考にして
下さい。

警備員が関わる主な業務に「ガス工事」、
「水道工事」があります。

ガス管も水道管も、道路の下、奥深い場所に
あります。

よって、ガス工事をするにしろ、水道工事を
するにしろ、まずは道路を掘らなければなり
ません。

しかし、あの頑丈な道路のアスファルトを
どうやって、まずは「壊す」のか?

そこで「カッター入れ」が必要となってくる
わけです。

カッターと聞けば、普通の人は、文房具の
カッターを思い出すかと思いますが、道路の
アスファルトに切り込みを入れるカッターは
「文房具のカッターの超大型版」と言えば、
イメージがつきやすいでしょうか?

カッターを道路のアスファルトに入れる時、
ものすごい音が出ますよ!

でもね、それくらいのことをしなければ、
道路のアスファルトに切り込みを入れる
ことはできないということです。

逆に言えば、道路のアスファルトはそれほど
までに頑丈ということです。

さて、そんなカッター入れの場面で、警備員が
なぜ呼ばれるのか?

カッター入れの場合、「工事の前にやる」のと、
「工事と並行してやる」二つのパターンが
あります。

ここでは、「工事の前にやる」パターンを見て
いきましょう。

ここでも、「通行止めにする」場合と「しない」
場合に分かれます。

通行止めにする場合は、比較的楽です。

車が近くを通らないわけですから。

ただ、カッター入れをすると、ものすごい
熱が発生することから、同時に水を撒くこと
となり、つまり、道路が泥で汚れることに
なります。

よって、歩行者誘導に気を付けなければなり
ません。

作業をしているカッター屋さんの近くからは
なるべく遠ざけ、さらには、泥のあるところは
なるべく通さないようにする。

また、カッターの機械からは、作業車から
電源がつながっていますから、そのコードを
避けて歩行者誘導することも大事です。

・・・なかなかに難しいのですが、やっていく
うちに「この場面では、ここを通すべき」と
いうのは、分かってきます。

「とにかく、安全な場所を通す」ということを
念頭に置いておけば、歩行者からクレームが
来ることはないかと思います。

あと、警備員が気を付けるべきことは、最後に
その泥をキレイにするために、カッター屋さんが
水洗いをするわけですが、ここでも注意が必要
です。

人通りがあるところで、水洗いの際に、歩行者に
水がかかったりすると、最悪です。

何を言われるか分かりませんから。

こういったクレームを業者さんは最も嫌います。

それを避けるために、我々警備員が雇われている
と言っても過言ではありません。

よって、カッター屋さんに嫌われてもいいから、
大声で、私なら笛を吹いたりもしますが、直前に
必ず警告をして下さい!

最初の頃は、「いいのかな?」と疑問に思う
かもしれませんが、それこそが警備員の仕事な
わけですから、「これでもか」というくらいに
声なり笛を吹いて、カッター屋さんに注意喚起
して下さい。

業務終了時に、警備報告書にサインをもらう
頃には、カッター屋さんから感謝されることは
間違いないですから。

とにかく、恥も外聞も捨てて、警備員としての
役割を全うして下さいな!


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今回は以上となります。


次回もお楽しみに!


*基本、カッター入れの場合、こういった機械が
使われることが多いですが・・・。↓




*「工事と並行してやる」場合、このような
簡易型が使われることも多々あります。↓





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